製鋼メーカーの熱間圧延、熱間押出等により製造されたパイプ・板形状の材料、又は、その冷間圧延された材料 |
・チタン
・銅
・真鍮
・アルミ
・はんだ
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チタン |
チタンは酸化物が非常に安定で侵されにくく、表面が酸化物の皮膜によって保護される空気中では、プラチナ(白金)や金とほぼ同等の強い耐蝕性を持ちます。金属チタンは強度、軽さ、耐蝕性、耐熱性を備え、海水への耐蝕性から、海水の淡水化プラントの熱交換器や、骨と結合する性質をもち、優れた機械的性質、生体組織との親和性の高さによりデンタルインプラントや人工関節/人工骨といった整形外科分野でも利用されています。 |
真鍮 |
銅Cuと亜鉛Zn の合金で、特に亜鉛が20%以上のものを言います。正式名は黄銅。 |
青銅 |
銅Cuを主成分とし、スズSnを含む合金。ブロンズ、砲金とも言います。 |
白銅 |
銅を主体としニッケルを10%から30%含む合金。 |
洋白 |
銅と亜鉛、ニッケルから構成される合金。 |
アルミニウム |
汎用金属中、最も比重(2.7)の小さな金属で、加工性に優れます。特殊用途では、高圧送電線にも利用されています。 |
ジュラルミン |
アルミニウムと銅、マグネシウムなどとの合金のことを言います。 |
タングステン |
金属のうちでは最も融点が高く、金属としては比較的大きな電気抵抗を持つので、電球のフィラメントとして利用される金属。 |
モリブデン |
金属モリブデンが産業用に用いられることはそれほど多くなかったが、高温域での機械的性質を期待できる場面においては、タングステンよりも安価であることからしばしば用いられるようになった金属。 |
タンタル |
物質中最も融点が高く導電性及び熱伝導性を持ち、化学的に安定であるタンタルは、昔はフィラメントに使用されたが、現在はタングステンに取って代わられた金属。当社は、タンタルの精密パイプ及び精密加工品も取り扱いをしております。 |
はんだ |
鉛とスズを主成分とした合金。最近は、環境問題より鉛を含まない鉛フリーはんだへの移行が進んでいます。 |
対象日本
工業規格
(JIS)抜粋
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JIS番号
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名称
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代表鋼種例
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JIS H 4600
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チタン及びチタン合金の板及び条 |
TP270
(1種)
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TP340
(2種)
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TP480
(3種)
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TP550
(4種)
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JIS H 4650
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チタン及びチタン合金の棒 |
TB270
(1種)
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TB340
(2種)
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TB480
(3種)
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TB550
(4種)
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JIS H 3100
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銅及び銅合金の板及び条 |
C1020
(無酸素銅)
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C1100
(タフピッチ銅)
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C2801
(黄銅)
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JIS H 3110
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りん青銅及び
洋白の板及び条 |
C5191
(りん青銅)
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C7701
(ばね用洋白)
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JIS H 3250
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銅及び銅合金棒 |
C1020
(無酸素銅)
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C1100
(タフピッチ銅)
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C3604
(快削黄銅)
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C6191
(アルミ青銅)
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JIS H 3270
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ベリリウム銅、りん青銅
及び洋白の棒及び線 |
C1720
(ベリリウム銅)
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C5191
(りん青銅)
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C5341
(快削りん青銅)
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JIS H 4000
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アルミニウム及び
アルミニウム合金の板及び条 |
A1050
(純アルミ)
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A2017
(ジュラルミン)
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A5056
(耐食アルミ)
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A6061
(耐食アルミ合金)
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JIS H 4040
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アルミニウム及び
アルミニウム合金の棒及び線 |
A2011
(快削アルミ)
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A2017
(ジュラルミン)
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A5056
(耐食アルミ)
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A6061
(耐食アルミ合金)
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